降格願

 役職を降りたいことを伝えるときに、「降格願」という書類があるのを初めて知りました。いわゆる「退職願」の仲間ですね。

 そんなキーワードでネットを検索してでてきた動画
 (ちっともためにならない)

 ・管理職なのに仕事ができない? 私はマルチタスクで仕事ができます
 ・部下よりも仕事ができない? 部下のがパートの扱いが上手いですが、私はそれ以上に実務ができます。
 ・目標達成へのプレッシャー? できないものはできない!計画を練るのは好きです。
 ・ミス・不具合の対応へのプレッシャー? もう20年以上も品管業務を兼務しています!
 ・就任後、最初の1か月とかの不慣れのストレス? 先代工場長が退職してから、5年は経過しています。

 この動画の講師、『部門間調整での意見衝突時の調整役の悩み』とか、『パートさん同士の相性の悪さによる離職とか職場の雰囲気の悪化』とか、あえて人間関係調整能力、コミュニケーション能力不足のことを触れてないのでしょうかね~。

 『悩みに正面から向き合わないと、形を変えて似たような悩みが繰り返される』

 『役職に就いて、気づいた悩みは、環境を変えても付いて回る』

 『環境を変えても、一度失った自信は戻りません。』

 動画の最後のまとめも、何一つ私には響かない^^;;

 『すべての悩みの原因は自身の無さである』

 これに関しては、概ね同意。がしかし、悩みの原因が金銭的なものが多い事も事実である。幸せは金で買えるのです。

 「会社辞めたら、生活できない」と心配するから悩むのです。と私は思うのですがね~。

私の場合は対価的な問題が大きい

 平たく言うと、「責任の量と、実作業の量、心理的ストレスの量と、もらえる給料、与えられた権限のバランスに不満がある」

 さらに、中小企業特有ですが、今ある人材でうまく回せ!!という、「コミュニケーション能力が必要な調整が大嫌い」

 自信を持てない管理業務はありますが、別に自信は失ってないんですよね。それは向いてないというだけで。

 大手の管理職なら、「あいつ俺の言葉に従わないから、よその部署に回すわ~」「来年4月に新卒一人回して!」みたいな事が、

 全くできない&辞められると自分が大変になるので、喧嘩両成敗みたいに曖昧に橋渡し役をして、新入社員にもご機嫌取りが必要・・・。

 そもそも、私の実作業を直に指示できる部下が0人。ま~工場長が通常の実作業(それも新入社員ができるようなレベルを半日以上)している時点でおかしいのですがね~。

あかん、あかん長文になる

 今までのまとめると、

 『現在の職務に対して、自身の能力が及ばず、組織内の調整、業務遂行が難しく、ご迷惑をおかけする場面が増えていることを自覚しております。誠に勝手ながら、降格をご検討いただけますようお願い申し上げます。』

 というのが、今のところの私の文面候補かな。私、絶対工場長に向いてないんですよね~。なんていうか、昔から副班長とかのポジションを愛していたというか。優秀なリーダの下で、思う存分実務をしたいという派です。

 『降格願』というのを調べたきっかけですが、

 ぶっちゃけた話、父が貯め込んだ遺産を、母が老人ホームに入りたいと言った時や、100歳まで生きてもお金に不自由させないつもりで残しておこうと思ってたのに、母があっさりと後を追って、さらに追加の遺産を残していくという・・・

 お金の心配が無いのに、ストレス感じながら今の仕事を続ける必要あるのか?

 という、置き土産をされたんですよね。

 オヤジは普通の会社員でしたので、遺産ゆうても10年も働かずに浪費すれば、すっからかんになるような金額ですがね。

 今までは、私が暮らしていくためにも年収を上げていく必要があったので、工場長のオファーがあれば断る理由もなかったし、年収もうちの会社の中では上の方になったので、頑張っていたのです。

 それがこの1年で一転して、年収300万円程度の準正社員程度の稼ぎで、今の生活を維持できる遺産を残してくれましたからね~。要は今の年収を維持する必要が無くなったのですよね。

 今の会社を辞めるにも、それは明らかに会社に迷惑をかけるというか、同僚たちが迷惑というか、同僚が続けて数人辞めて、会社が傾くかな~という勝手な妄想事を心配しているのかもしれませんが、

 いきなり「辞める」と相談するよりも、「平社員にしてください」と相談するのが、再就職先を探す手間もないし、会社にとっても新しい人というか幹部候補生?を転職サイトから見つけてくるのに猶予期間がでるかな~と。

 ただね~、「平社員」って何?というところを煮詰めないと、相談が進まないよな~と思って、ブログを書き始めたのですが・・・(やっと本題だなw)

平社員に降格になったら、それはやりませんと辞退する内容

・工場視察、経済産業省、保健所、消防署とかの顧客や公的機関との打ち合わせ。補佐として同行する分には問題ないけど、会社の経営に影響する案件での、外来者との1対1での打ち合わせは辞退。補佐として、その案件の業務を実行したり結果をまとめるのは問題なし。

・部門間、部署間の調整は辞退。一緒に解決策を考えるとか、協力し合うとかは問題なし。その段取りや結果を経営層に報告したり、相談するのを辞退。

・お金が絡むことは辞退。新規の発注業務や壊れた備品の購入手続き、メンテナンスの依頼、見積り等。見積りぐらいならと思うけど、うちの会社は合い見積もり取らせておいて、結局高いから購入自体も見送りみたいなことを何度もするから、そのたびに業者にお手数かけてすいませんというのがね~。

・ISOの管理責任者は辞退。名前だけ経営者なり、他の役職者なりに代えてもらえれば、実業務は今まで通り品質管理室やら食品安全チームの平社員として実行。

・業界団体の集まりに参加も辞退。これが意外にストレスなんですよね~私にとって、周りが知らない人だらけで。

今週の金曜日に上半期面談があるので、その時に

 「役職を外してほしい」と、相談するのは確定路線で行くと思います。

 なぜと聞かれるので、この記事に書いたことを、簡潔に答えますかね。

 そんなのは受け付けられないと言われれば、「では今年の6月で辞めさせてもらいます。」となるかなと。

 問題はその後ですが・・・、そのような心配をするから、一歩が踏み込めないんですよね~w

 自分で貯め込んだ分でも、マックでバイトをしながらなら、1年は余裕で遊んで暮らせますからね~。会社のことを気にしなければ、私はなんとかなるのは確かなのですがね~。

 なんか、自分の本音がよく分からないのが、これまた悩みですな~。

 今の会社を辞めたい気持ちはあるけど、迷惑はかけたくないしな~という偽善的な考えなんだろうかね~。平社員になっても、数年後には辞めようかな~と思ってそうだし・・・。

冒頭の動画の講師が言っている、それって平社員になっても続く悩みでないですか?)

 ということで、振り出しに戻っていくので・・・

 今回は、一度しっかりと経営者と相談しますかね!

コメント

  1. えす より:

    親の遺産で余裕が出てきて
    今の条件で我慢してまで働く必要ないんじゃない?

    っていう話題


    分かりますww

    まず、親の遺産、というと
    そう言うのを当てにするのはどうか?
    などと言われることが多いかもしれないけど

    遺産を巡って兄弟で骨肉の争い
    何てのは論外なだけであって
    両親も子供から受けた色々なものがあるし
    自分が何かを残して死ねば
    誰かが受け継ぐわけだから
    それはそれでいいわけです

    うちは両親が相当お金を持っているだろうと推測されるけど
    病気一つなく現在80歳で
    さすがに今の状況を見ていると最低でも90オーバーは
    もう確実だなと感じるから
    親の遺産を当てにするなども端からなく
    現在コツコツと貯めているわけですが・・・
    結果的に明日親が亡くなれば
    僕にも多少お金的な余裕ができるだろうというのは
    単なる後付け理論なので、それはそれでその時考えるとし

    コン太郎さんの今の状況は
    よく分かりますね~


    僕的には
    やはり今の会社をうまく利用するのがよい
    そう思いますね ^^

    僕は経営者ですから逆の立場ですが
    経営者は社員をうまく利用して商売しているわけで
    当然、社員も会社を利用して稼いでいるわけで

    どちらが上とか下とかはないのと
    どちらかと言うと人手不足で
    働き手有利になりつつありますから

    今よりも有利な条件にしてください
    と相談するのはいいことですね

    僕の立場からすれば
    辞められるよりましw
    と考えるので ^^;

    相当の条件まで飲みますねw

    でも、会社維持できればそれでOKなので
    それこそどちらもWIN-WINということで

    コン太郎さんが記事のようなことを相談すると
    どうなるのかは結構興味深いですww

    僕なら代替の人を用意できないなら
    給料を上げることを検討しますがw

    給料上げても嫌だよというなら
    負担を減らす方向しかないですよね

    相談結果の続報をお待ちしておりますw
    (人の進路で楽しむなよ!と怒られちゃいますが ^^;)

    • コン太郎 より:

      老後のためにお金を貯めたのに、
      全く使いきれずに亡くなったという、
      うれしくない現実を目の前に出されると、

      相続した者としては、しっかりと使わなければ!!
      という使命感!?がでてきますw

      この歳になると結婚はともかく、子供を作ることはないですので、
      私がお金残して死んじゃうと、兄貴夫婦の子供たちが喜ぶだけで、

      自分のことを棚に上げて、

      相続したお金をあてにするのはけしからん!!

      と、ま~確かにそれは私も思ってます。

      母のために、父が残した遺産は投資には回すけど、浪費はしないと決めていたのに、
      その母が旅立ってしまったので、

      『私が健康で、健やかにのんびりと余生を楽しむ!!』

      のは、私がやれる最後?の親孝行かと思います。
      100歳までマクドナルドでバイトして、

      100歳になっても、マクドナルドでバイトしている生き生き爺さん!!

      と全国ニュースになることが、私が天国に行くときの両親への手土産でしょうかねw

      100歳は厳しいから、90歳にしとくかなww
      80歳だと今時普通っぽいし。

      会社ネタは、今日夕方相談したので、風呂上りに書いてみます。

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